消費者金融と銀行カードローンの違いは?「メリットとデメリット」

お金を借りたいときにすぐに借りることができる商品といえば、カードローンですよね。 かつてはこの手のカードローンは消費者金融の独壇場でしたが、最近では銀行も個人向けのカードローン事業に進出をしています。 似たような性質を持つ銀行と消費者金融、2つのカードローンですが違いは何があるのでしょうか?具体的にどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

銀行のカードローンのメリット

▼金利が低い
まずは、銀行のカードローンのメリットを見て行きましょう。 あくまでも消費者金融と比べた話ですが、銀行のカードローンは消費者金融のそれと比べて金利が低い傾向にあります。 地方銀行のカードローンでさえも上限金利は年15%程度です。 これがネット銀行のカードローンになりますと、上限金利でさえ年10%を切る商品もあります。

▼限度額が多い
利用者がお金を借りたくても、カードローンには限度額があります。 限度額の希望を利用者が出すことも可能ですが、それが満額回答となるわけではありません。 審査をして最終的な限度額が設定されるわけですが、銀行のカードローンでは500万円から800万円、多いところですと1000万円の限度額を設定しているところもあるのです。 限度額を多く設定してもらえれば、その分金利も低く設定されますので、お得ですね。

▼さまざまなカードローン商品がある
一般的な銀行カードローンは、保証人も担保も不要で、かつ事業目的以外であれば利用目的は自由というような、かなり自由度の高い商品です。 しかし、ここにちょっと制限を加えるだけで様々な優遇を受けられる、そんなカードローン商品があります。 まずは、利用目的を制限する場合です。 地方銀行では、教育ローンのカードローン型という商品が多く提供されています。 利用目的を教育目的に制限することで、金利も返済も通常のカードローンよりも優遇されているのです。 もちろん、限度額の範囲内であれば何度でもお金を借りられます。

そして、住宅ローン利用者のためのカードローンもあります。 銀行によって、住宅ローン利用者限定のカードローンとなっている場合もあれば、住宅ローンを利用していない人も利用可能だが、住宅ローン利用者は金利が優遇されるなどの特典があるのです。

銀行のカードローンのデメリット

▼審査が厳しい
銀行のカードローンは審査が厳しいというイメージがありますが、それはある意味事実です。 同一人物が同時期に消費者金融と銀行のカードローンの両方に申込をしたら、消費者金融は審査を通過して銀行は審査落ちをしたという話は、珍しくありません。 もともと銀行は、企業向けの大口の融資や個人向けの住宅ローンなどをメインに営業してきました。 ですので、担保や保証人に見合う融資額か、またはそんな莫大な金額をしっかり返済できるのかを判断するのに時間がかかるのです。

しかし、カードローンは担保も保証人も設定しませんし、融資する金額も少額ですので、これまでの銀行のノウハウにはないパターンです。 そこで最近では、銀行のカードローンの保証会社として消費者金融が名乗りをあげることもよくあります。 個人向けの少額融資なら実績十分の消費者金融ですので、審査も正確で迅速です。 ですので、現在の銀行のカードローンは、消費者金融のカードローン審査に近づいているといっても過言ではありません。

▼利便性はまだまだ
銀行といえば、かつては殿様商売の典型でした。 しかし現代でそんなことをしていたのでは、とても生き残れませんので、顧客の利便性を考えています。 それでも、まだまだ銀行カードローンの利便性は消費者金融と比べて劣る、といってもいいでしょう。 三菱東京UFJ銀行のカードローン「バンクイック」では、「テレビ窓口」を設置していますが、あくまで店舗のATM横に設置されていますので、申込みをするためにはわざわざ銀行に足を運ばなければなりません。 インターネットを使ったサービスも実施していますが、まだまだの印象です。

消費者金融のカードローンのメリット

銀行と消費者金融のカードローンは、まるで鏡映しです。銀行側のメリットは消費者金融のデメリットであり、銀行側のデメリットは消費者金融のメリットとなります。

▼利便性が高い
消費者金融は、主力事業であるカードローン事業で可能な限り収益を上げようと、様々な利便性の高いことをしています。 スマートフォンの利用者が多いと見るや、スマートフォン向けのアプリを登場させて、そこから簡単にカードローンの申込や会員メニューを利用できるようにしています。

消費者金融を一躍世に知らしめたのは、自動契約機の存在が大きいです。消費者金融のキャッシングは即日融資です。 店舗では営業場所も営業時間も限られてしまいますが、自動契約機によって場所も営業時間も大きく利便性が向上しました。 地方ではロードサイドに設置して、目に付かないように申込ができます。

▼レディースローン
女性はまだまだカードローンでお金を借りにくい時代ですが、少しでもそのハードルを下げようと消費者金融が実施しているのが「レディースローン」です。 スタッフは全員女性で、申込も女性限定です。 審査も女性に対する実績は十分ですので、実情をしっかりと把握した審査をしてくれます。

消費者金融のカードローンのデメリット

▼金利が高い
利便性の消費者金融の泣き所といえば、やはり金利が高いことでしょう。 こればかりはなかなか難しいところですが、契約から30日間金利ゼロを実施している消費者金融も多く、企業努力はしています。

▼中には悪徳業者もある
テレビコマーシャルなどで大々的に宣伝している消費者金融は大丈夫でしょうが、街金と呼ばれる金融業者には気をつけなければなりません。 もちろん、真っ当に営業をしている金融業者もあるのですが、中にはヤミ金や悪徳金融もあります。 これらの業者に引っかからないように、しっかりと吟味する目を養っておきましょう。

同じカードローンを銘打ってはいますが、銀行と消費者金融ではその特徴が大きく異なります。 ホームページの返済シミュレーションや仮審査などを使うなどして、無理ない利用をしましょう。

カードローンの借り換えについて

消費者金融のカードローンは借りやすいことがメリットですが、同時に金利が高いデメリットもあります。 特に、限度額の低く設定されている複数の消費者金融のカードローンでお金を借りると、金利は高くなります。 そんなとき、カードローンを借り換える、またはまとめる選択肢もあるのです。

■カードローンの借り換えやおまとめのメリット

このようなローンは、「借り換えローン」や「おまとめローン」と呼ばれていますが、その最大のメリットは支払う利息が少なくなることです。 もちろん借りたお金(元金)が減るわけではないのですが、借り換えローンやおまとめローンの金利は、通常のカードローンよりも低く設定されています。 そのため、元金にかかる利息の金額は少なくなるのです。 他にも、返済日が一本化される、借入件数が減るなどのメリットがありますが、それはあくまでも副次的なメリットであり、返済総額が減っていないと意味はありません。

■借り換えやおまとめのデメリット注意点

借り換えやおまとめローンを利用する際には、注意をしなければならないこともあります。 それは審査があることです。 借り換えやおまとめは申し込めば誰でも利用できるわけではなく、申込があるとその申請内容に基づいて審査があります。 通常の借入と同様の審査が行われるほか、借り換えやおまとめをする前の借金に関する審査もあります。 二重の審査が行われるわけですので、その分厳しい審査となっています。